初めまして。studio lukka代表　黒澤尚です。

私はインストラクターでも無い、ヨガ哲学も解剖学もわからない普通の主婦です。ただ、わたしが15年間ヨガを続けて来て感じたことを1人でも多くの方に伝えたくて、スタジオを作りました。

15年前ヨガを始めたばかりの頃、あちこちのスタジオにレッスンを受けに行っていた時に、1人のインストラクターの方が仰っていた言葉がとても素敵で印象的でした。 「難しいポーズをとることだけがヨガではありません。朝起きて、伸びをして、深呼吸をして、気持ちいい！と感じたら、それがヨガです。皆さんはもう、無意識のうちにヨガをしていますよ。」 この言葉があったおかげで、子育てに追われスタジオに通えない何年かの間も、私はヨガを辞めたわけじゃ無いんだと思うことができて、続けて来られたのだと思います。

今もふとした時にこの言葉を思い出すと、空を見上げて深呼吸しようと思うのですが、そうしてみて初めて自分が下を向いて歩いていたこと、胸を閉じていたことに気がつきます。 もしもヨガと出会っていなければ、そのことに気づくこともなくずっと下を向いて歩いていたかもしれません。胸を空に開いて深く呼吸することの気持ちよさ、その時に自分の体に起こる変化を知らずに過ごしていたかもしれません。

自分の内側の小さな変化に目を向けていると、自分自身の様々な感情も認められるようになりました。イライラしたり落ち込んだりしても、そんな時もある！と思えると、周りの人の感情も同じように捉えられるようになります。大切なのは、自分がどう生きるか。周りの人の感情に振り回されている暇は無い！ そう思えたら、とても生きやすくなりました。 ヨガって、人が生きやすくなるための一つの知恵なのかなと思います。

仕事、子育て、介護など毎日一生懸命に人のために暮らしている方が、月に一度でも自分のためだけの時間を過ごせたら、気持ちも身体も少し軽くなるはず。その時間をstudio lukkaで過ごして頂けたらとても嬉しいです。 わたしが15年も前の言葉に今でも救われているように、皆さんの中にたった一回のレッスンでもstudio lukkaでの時間が残って行くように、全レッスン心を込めて取り組んで参ります。

1人でも多くの方に幸運を届けられますように。